真実

今日は8月4日火曜日です。

今日の一言「真実」

“何が正しいのか、真実なのかを議論するよりは、何がうまくいくのか、効果的なのかを議論しよう。”

家庭でも職場でも、なにか問題がおきたときに その解決のために、話し合う必要がでてくるときがあります。しかし、案外と素直に話し合いができていないことが多いようです。

素直な話し合いのためには、 まず、話し合いのテーブルにつく。これができれば、一つ目のハードル・クリアです。次にいざ話し合いをはじますが、 話し合いのポイントがブレたり、意見が先鋭化し紛糾することがあります。 次第に、感情も入り交じると、“素直”な話し合いに なっていないことが多いようです。

何が邪魔をしているのか。 “私の言っていることが正しくて真実である”というスタンスが邪魔をしている場合があるようです。私に真実がある! と思うと、もともとすり合わせをしたり、妥協する必要がありません。 また、正しい・間違いの世界ですから、結果は白か黒です。 これを聞かされた方が、同じように、自らも“正しい・真実”を述べます。結果、紛糾するようですね。

そこで、何が “正しい・真実”なのかよりは、なにが “よりうまくいく、効果的”なのかにスタンスをおくほうが良いようです。

このスタンスですと、

  • ものごとを白・黒でとらえるのではなく、多様な もの、段階的なものとしてとらえることができる
  • 何に対して、よりうまくいくのか、効果的なのか ということに目線がいくので、お互いに共有できる “目的”を意識しはじめる

すると、話し合いに”幅”と”客観性”が増えてくる ようですね。

反対に “真実は我にあり!”みたいなスタンスだと、話し合いは次第に先鋭化し、主観的になってくるようです。

普段の家庭や職場で、どんな話し合いが行われているか。 そんなことをサラリと振り返ることも、より幸せな家庭・生産性の高いスッキリ職場づくりには 大切かもしれませんね。

  • 【今日の目標】

最近、世の中にいろんなことが起きていますね。 ここでも、 “真実と正義は我にあり”というスタンスが、いろんなことをより先鋭化・主観的にしてしまっているようですね。でも、ここからは何の成長・改善は生まれず、さらに問題をややこしくしているようです。

今日も一日 “何が正しいのか?”ではなく、 “どうやればうまくいくのか”を共に考え、話し合いに「幅」と「客観性」を持たせることにより 共に成長し、改善しあうことができる家庭や職場をつくる一日としましょう。

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