クリーンランゲージとは?

クリーンランゲージは、心理療法士であるデイヴィッド・グローブ氏により開発された問いかけの技法であり、心理療法の領域を超えて、ビジネス分野でもその適用が進んでいます。問いかけ側が投影する”前提”等で相手の思考を”汚染”させない、という意味で、”クリーン”という表現をしています。
クリーンランゲージの問いかける時のきまりは以下の2つがあります。

  • その人の話している言葉だけを使う。
  • クリーンな(混ざり気のない)質問だけで尋ねる。

「相手の話している言葉だけを使う」「クリーンな質問」の共通は”前提を持たない”ことです。前提のある言葉によって、相手に考える場・相手の行動は縮小しがちです。
しかし、前提のない問いかけは、考える場を与え自ら選択し行動を促します。クリーンランゲージを使うことにより、思考の枠が広がり仕事がもっと楽しく、わかりやすくなります。

*弊社では、クリーンランゲージを積極的に取り入れ、MS推進事業に活用しています。

◆クリーンランゲージを事業で取り入れる効果

★内部監査員研修の場  監査員の前提のない質問により、被監査側自ら業務の点検、リスクの抽出を可能にし、是正の合意を得ることにハードルがなくなる
★不適合や問題対策の場 
 バイアスや想像での原因究明に走らず、「もしかして」からではなく、「起きたことは何なのか」から事実を捉えることにより、見落としがちな原因に辿り着くことを可能にする
★会議や議論の場 
 前提を与えない質問で相手の思考を聞き出すため、意見や思考の共有がしやすい
★リーダーシップ・オーナーシップの育成  
 業務の場面において、お客様(相手)が必要とするものを引き出すことでオーナーシップを与え、いままでしていた前提のある質問やお節介なアドバイスがなくなる。自身においても必要な情報を相手から上手に聞くことができるため、適切な指示がしやすくなり、リーダーシップの向上に繋がる

*クリーンランゲージにご興味のある方、社内での勉強会やセミナー等で活用したい方はお気軽にお問い合せください。

お問い合せはこちら