今日は8月21日金曜日です。
今日の一言「愛情を持て接する」
ある友人から相談をうけました。社員の意識を変えるには、
○ トップダウンが良いのか
○ 草の根運動が良いのか
。。。
ざくっとくる質問ですね。いまの自分の考えを思い返すにはとても良い質問です。
わたしが最近強く感じていることは
○ どちらでも良い
ただし、 “愛情”を持て進めるということです。初代や起業家は、トップダウンの方が多いように思います。
わたしが今までの仕事でお話しをお伺いすることができた方も、ほとんどがそうでした。そして、わたしが見た限りにおいては、そんな 企業を長生きさせいまの時代においても 事業成果を伸ばしている会社の経営者は、きついことを言っていますが、決して社員を邪険にあつかってはいませんでした。
その上、社員と話をするときは、とても真剣に話をしていました。遊ぶときは一緒に子供のように遊んでいました。 社員も“敬い”の気持ちで経営者をみていました。
反対にトップが社員に愛情を感じないまま、(逆に問題の責任をぶつけると)トップダウンをするとかなり大変なようです。
同じように草の根運動から始めることは、とても今風かも しれませんがそんな“対話”の場面においても、例えば、同僚同士の本音、部下と上司の間の本音 が、しっかりと共有できる場は、話合いのスキル以前に相手に対する尊敬と、相手の言葉を受け止める真剣な愛情があって、初めて機能するようです。
話合いをすれば、全部うまくいくというわけでも なさそうなのです。
さて、この、
○ 社員の意識を変えるには、何が大切なポイントなのか
とても大切なテーマですので、皆様からのお考え、体験談、コメントどうぞ、よろしくお願いいたします。他の読者さんともぜひ共有したいと思います。
わたしがトップダウンであれ、草の根であれ、人の意識を上手に変わっていけている職場に共通していると最近思うことの一つに 話題になっていることが、自分ごとなっている ことのように感じています。
トップダウン的に “この方針で!と、言われると当初は他人ごとですが、そこで愛情深いトップがしっかりと話をしてあげる(場合によっては叱責もある)ことにより、次第に
自分ごととして認識できるのかもしれません。
また、草の根的な対話の場においても、自分が言っていることが、フィルターなしで受け止められ、また、それが 聞きっぱなしではなく、しっかりとしたフィードバックが
得られることにより、自分の存在感を強くすることはよくあるようです。
そして、自分ごととして感じていない人に “自分ごと”の波を伝えるプロセスには、疑念や対立ではなく、こちらからの包み込む愛情が必要なのかもしれません。
今日も一日、家庭や職場において、相手への尊敬と 相手を包み込む愛情の気持ちをもう少しだけ高め、それぞれにとっての “自分ごと”の意識をお互いに高めあい、快活で生産性の高い家庭や職場づくりをする一日としましょう。