今日は、10月16日金曜日です。

今日の一言【自信】

“自信とは、自己信頼であり、自分を当てにすることです。”　（原典：平木典子さん）

カウンセリングの先生の言葉です。　「自己カウンセリングとアサーションのすすめ」という本からの、引用です。“自信をもつ”という言葉の意味を、かなりわかりやすく示してくれています。

まずは、自分を当てにしよう！ということ。それでは、どのように自分を当てにすることができるのか。この本は、カウンセリングの本ですが、ふわふわした癒しの本だけではありませんでした。あるいは、いろんな心理テクニックの本でもありません。

この本では、“当てにできる自分とは、自分の選んだことに最大のエネルギーを集中してやってみた結果なしには、見えてきません。”とのこと。かなりストレートですが、真実のようです。

“もっと、自信もって”という言葉を根拠もなしに言われたり、自分のなかで思いこもうとすることは、かなりつらいこと。それでは、その根拠をまず、自らつくること。それは、行動した結果が与えてくれる自信とは、勝手に自らの心のなかから沸き起こるものでもなく自分で思いこむことでもなく、行動した結果、事実が、自分を“当てにすることができる”ということを示してくれると、この本は言っているようです。

この時代を生き抜こうと、日々努力をされている多くの人に、この言葉は、きっと良い示唆を与えてくれるそんな言葉なのかもしれません。

この本の論理を展開すると、“自信が持てていないのは、まだ十分にやりきっていないだけ”ということになるようです。そう考えると“なぁ～んだ、そうか。そうだよな”と不思議と思える納得する感じがしますね。“じゃぁ、自信がないことも、あたりまえじゃん”と良い開き直りもできるようです。

今やっていることを自分は十分にやりきっているのか？そう自問自答すると、さらっとはい”と答えられる人が自分に静かな自信を持てているということかもしれませんね“そうか、ではまぁ～やるだけやってみようかどうせ自信なんて後付の話だ”と思うと足取りもかるくなるようです。

今日も一日“まぁ、やるだけやってみようかどうせ自信なんて後付の話だ”とさらっと開き直り今目指していること、取り組んでいることに、エネルギーを集め、行動し、自分を当てにする根拠をつくりだす一日としましょう。