今日は11月1日日曜日です。
今日の一言【人生、負け勝ち】
(原典:柳本晶一 全日本女子バレー監督)
みなさんご存知の、全日本女子バレーチームの白髪の監督さんです。Wiki のページをみると、ご本人も、結構負け勝ちの人生を歩んでこられたことがよくわかります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E6%9C%AC%E6%99%B6%E4%B8%80
この言葉は、いろんな風に解釈ができそうですが、わたしは、次のように解釈しています。
- うまくいかない時(負ける時)とは、“それじゃ、だめだよ”と誰かが自分にささやいてくれている時。だから、自分の五感・六感を最大に働かせ、何が原因なのか探り、うまくいくポイントを考え抜き実行することができるとても良い機会。
- うまくいく時(勝つ時)とは、もし、先に負けずに、たまたま勝ってしまうと、なぜ、勝てたのかがよくわからない時。自分の声しか聞こえなくなる、恐ろしい時。もし、先に負けていれば、その時考え抜いた“次回はこうしてみよう”という努力へのご褒美の時。
自分がさらに一歩成長できた、うれしい時たまたま勝ってしまうのではなく、実力で勝ちつづけるそうであるためには、“負ける”という学びのプロセスが欠かせないようですね。そのためには、まず勝つことを求めるよりも、負けるプロセスも大事にするということかもしれませんね。
最近の職場において、あるいは子供の教育において失敗がゆるされない、すぐに結果を求められる風潮が強くなっているかもしれませんね。そんな時代だからこそ、“人生、負け勝ち”という言葉が、とても意味を持つのかもしれませんね。
この言葉を、もう少しお気楽に解釈してみましょう。
例えば、“最初っから、勝つわけないじゃん(できるわけないじゃん)、そんなの負けて当たり前(できなくて当たり前)!要は、そこから、どうするか…ということだよね”という風に表現することもできそうですね。最初から“勝つこと・できること”を自分や相手に要求するのではなく目標に向かって、ジタバタしている自分や相手を“可愛い奴”と思い、さっくりと受け入れることも良いようです。
すると“負けること”は、怖いことではなく、このジタバタしている自分や相手には、良いことなんだと、感じることができるようですね。
今日も一日、目標に向かって、ジタバタしている自分や相手を“可愛い奴”と思い、受け入れ、そこからの学びを最大化させながら、一歩一歩、共に成長していく一日としましょう。