今日は9月14日月曜日です。
今日の一言「 シンプルな一言」
どこかの、SNSの書き込みで見つけたものです。 ある主婦のグループがイベントをするときの会い言葉なんだそうです。 ざくっときます。でも笑えます。 あまりにシンプルなので、味わったり、解釈したりする必要もないかもしれません。
でも、何気に心がひかれます。
“死んだらずっと寝ていられるから、生きている間は起きてがんばろう!”
いかがでしょうか。
- 実にその通り
- 表も裏もない
- 直截、しかし、真実
この言葉を読むだけで、
- “実に、そうだよな~”
- “じゃ、まぁ、今日も頑張るかな”
と、何気に励まされる言葉のようです。いったいその主婦グループさんは、どのように この言葉にたどり着いたのでしょうか。また、その主婦グループさんは、いったいどんな活動をされているのでしょうか。
そんなことに興味をそそられると同時に、 この言葉を発明した、主婦グループさんの元気で生き生きとした雰囲気 、しかし、ただ頑張る、頑張り抜くだけではない肩の力がぬけた、お互いを受け止めながらも、励まし合うような雰囲気が 、この言葉から感じられるのかもしれません。このシンプルの一言が心をじんわりと暖めて、今日の一日を始めることも良いことかもしれませんね。
【今日の目標】
解釈は要らないはずの言葉ですが、やはり、さらっと解釈してみたいと思います。
“死んだらずっと寝ていられるから、 生きている間は起きてがんばろう!”
この言葉にあるじんわりとした暖かみはどこから くるのか、ふと気がついた点は、この言葉は、過大な要求をしているわけではないという点のようです。
まず、“死んだらずっと寝ていられるから” という言葉“そりゃ、そうだわな~”という感じで、こわばった心も一瞬に柔らかくしてしまう 瞬間アイスブレーク的な言葉かもしれません。 その次の“生きている間は起きて頑張ろう!”という言葉これが、実にたくみなのですが“がんばって、○○しよう”という、強い励ましの言葉 ではないのです。
“生きている間”という言葉で、 “まさに、自分は今生きている”という自覚が生まれ、次にある言葉は“起きて”です。 生きているからには、起きるくらいできるでしょう、というノリなのかもしれません。そこから“がんばろう”につながる。
つなげて表現すると“まぁ、確かに今、自分は生きているのだし、一日中寝ているわけでもないのだから、だったら、まぁ、起き上がって、どうせなら、すこしは頑張って何かをやってみることも悪くはないな~。” という程度でも、十分受け止めることができてしまう励ましの言葉のようです。
せっかく生きているんだから、起きてみようか… という程度…それでも良い、そこから、頑張り始めればいい、そんな、暖かみが実はシンプルの一言にはじんわりと含まれているのかもしれませんね。もちろん“生きているからには、さぁ、起きて、起き続けてガンバロウ”という風にも解釈はできそうですので、自分の心の状態ををさりげなく測る効果もあるのかもしれませんね。
今日も一日、この一日を始めるにあたって“確かに今、自分は、こうして生きている、そして起きている”という事実をあらためて確認し“ならば、必ず自分からできる 何かがある”という言葉を心の根っこのところさりげなく起きながら、ひとつづつ、着実に自らの歩をすすめることを試みる一日としましょう。