今日は8月6日木曜日です。
今日の一言「心理的距離」
今日は“昨日の良いこと”というところから始めます。これは、朝一番で“良かったこと”を思いうかべることが、その日の朝一番の足取りを軽くするから です。 そして“自分でもできるな。。”とか“良かったなぁ” という自己肯定感を高めることができるからのようです。
会社では、例えば、こんな応用ができます。朝礼を開いている会社さんも多いかと
思います。しかし、通常この朝礼は型苦しい雰囲気で行われることが多いかもしれません。
そこで、例えば部門レベルの少人数で行う朝礼を少し変えてみましょう。椅子だけをもちより、一つの環をつくります。そして、ゆったりとすわりながら、笑顔でそれぞれの 昨日の良いことを話し合う場を最初に設けるのです。
それぞれの“昨日の良いこと”について、認め合い、うなずき、“よかったね!”といいます。もちろん、”それから?”と、尋ね合ってもいいですね。内容は、仕事に関わらず、個人的なことでも全然かまわない。 むしろ、個人のことをお互い共有することにより、
気持ちの上での距離が近づくようです。
そして、一通り全員の話が終わるとそこから本来の朝礼に戻りますが、従来とは 雰囲気がまったく異なり、固い感じ、ギスギスした感じが抜け、調整したいこと、
相談したいこともすぐに決めることができるようになること多いようです。
最初は、すこしぎこちないかもしれませんが、数回やっているうちに、すぐになれます。
コーディネートは、じゃんけんで持ちまわりされると良いかも。 ぜひ、お試しください!!
話し合いの“場の雰囲気”はその話し合いの質に 大きな影響を及ぼすようです。
大きなテーブルをはさんで会議を行うとそれだけで心理的距離が生まれます。
また、自分の机ごしに部下を呼びつける風景は、呼ばれた方からすれば、上司は自分だけ安全な城に閉じこもりながら、部下を丸腰にして呼び寄せているような感覚を与えるのかもしれませんね。
これが、テーブルや机を取り除くことにより、 その人の全身を見ることができます。
すると一人一人が“役職”ではなく“個人”として相手とつながり始めるようです。
今日も一日、朝一番から、良いこと、明るいこと、 出来たこと、感謝されたことを思い浮かべ、ポジティブな心の姿勢を保ちながら、家庭や職場で、立場や役職ではなく、
一人の個人として人とつながりあうことを、昨日よりは すこしだけ気をつける一日としましょう。