今日は9月1日火曜日です。
今日の一言「誰がやった?・何がおきた?」
仕事が何かうまく流れない、社内を改革したい。。。 そんなとき、よく行われることに、いきなり組織の構造や職務権限を変えることがあります。 しかし、組織の構造を変えても、結局何も変わらなかったということも、よくあるようです。 或いは、さらに混乱してしまった、ということもあるようです。
何も変わらない理由に組織構造を変えても、実際の仕事の流れや中身が変わっていないことが多いということがあるようです。また、かえって混乱する理由に、新しく権限を与えられた人により誰も知らないうちに、仕事の流れや中身が変わってしまった、ということもあるようですね。
ということで、何かを変えようというときは、組織よりやまず仕事の流れや、中身、すなわちプロセスを合意の基もと変えるということが大事のようで。
例えば、
- 今の仕事の流れや中身を書きだす (このあたりで、お互いの理解がズレていることがわかることがよくあります)
- そこから問題点を見つける (やはり、何が問題なのかの認識のズレが明らかに なることがあります)
- 変えるところを決めて、マニュアルに書きだし、 実際にやってみる
- その方法をもっと効率良く動かすために 必要であれば、組織構造を変えて、資源の再配分をする
すると、職場全体で納得感の高い“改革”ができる確率が高まるようです。仕事の質は、それぞれの仕事の質も大事ですが、職場全体でみれば、仕事のつながりの質ももっと大事ですね。
“組織を変える前に、プロセスを変える” ぜひ、お試しください。
【今日の目標】
問題が起きたとき“だれがやった?” という発想から始まると組織や権限、担当の割り当てなどをいじる必要があります。そうではなく“何がおきた?”という発想からはじまると、プロセスを変えれば良い、という視点にいきつくようですね。
スッキリ職場に必要なのは、お互いの仕事が誰からみても わかりやすく見えること。これが、変な疑心暗鬼を取り除きます。そのためにも問題が起きたときは“だれが?”ではなく“何がおきた?”に目線を向けて、仕事の流れや中身をどう変えていくのか職場全体で話し合うことが良いようですね。すると、そのために必要な組織のかたちは自然と現れくるようです。
今日も一日、職場での問題の鉾先を“だれが”ではなく“何が”に向け、職場全体で、仕事の流れや中身から問題を解決することにより、さらに職場をスッキリさせる一日としましょう。