今日は11月29日日曜日です。
今日の一言【当たり前のこと】
“お魚に水は見えない”
これは、定常的に存在する外界の刺激には、生き物は鈍感になるという特性を表現したことばです。私たちの職場は生活の場では、これは“いつも目の前にあるものは、気にする必要がない”ということにつながるようですね。
もちろん、“いつも目の前にある”からといって、それが気にする必要があるか、ないかは、まったく関係がありませんが、生き物である私たちは、なぜかそう感じてしまうようですね。
立場が異なれば、目の前にあるものは異なります。例えば、経営者からみれば、“みなれたもの”でも、部下が突然それをみると、“とんでもないもの”として理解されるときがありますね。すると“社長!なんですか、これは!?”といった反応を引き起こすことがあるようですね。
例えば、目の前にある机の上にのっている様々な見慣れたものを全部一度下ろしてみてはいかがでしょうか。普段では見慣れない”広い”机が目の前にひろがります。
今日も一日、“いつも目の前にある”当たり前のモノ・コトにもう一度目をくばり、当たり前の状態をあえて変えてみることにより、そこにある問題や改善点に気づくことを促す一日としましょう。