怒りを制御する

今日は、6月24日水曜日です。

【今日の一言】 “頭にきた!”

日々の生活において、“頭にきた!”と、思うことは少なくないですよね。

さて、この、“頭にきた!”という状態、ってどういう状態でしょう。

ちょうど、怒りが頭の中に充満し、あふれだそうとしている。。。

しかし、あふれてしまうと、実際に、言葉や行動で、何か普段では言わない、

行わないことを唐突に言ってしまう行ってしまう状態なのかもしれませんね。

自分への制御がうまくいかなくなりかかっているそんな状態を“頭にきた!”と、称するでしょうね。

なにかが “頭にきている”、制御がきかなくなり始めているという、実にうまい表現なのですが、ここで気がつくことは、“頭にきた!” と、感じたとき、言葉に出したときは、それは、自分が自分に発している警告なんだ、ということです。

つまり、この言葉が頭によぎったとき、“あぁ~、自分の頭のなかで怒りやフラストレーションが 満ちていて、そろそろあふれ出しそうな状態なんだな”と、自分自身を客観視できるチャンスでもあるということです。

すると、自分が、“頭にきた”と思ったとき

  □ “頭にきた” → “怒!”

と、自分を感情に委ねてしまう前に

  □ “頭にきた” → “あぁ、自分は自分制御を失いつつある”

という関連付けをする癖を身につけることにより、ふっと、冷静に立ち戻ることができるようです。 また、その上で、

  □ 制御を失うとどうなる? 自分にとって?、まわりにとって? 

  □ それって誰の得になるの?

と、すこしづつ頭に満ちた怒りの雲を沈めながら、自分への制御を取り戻すことが出来るかもしれませんね。

日々の生活やお仕事では、フラストレーションのネタはつきず、“頭にきた!”と思うときもよくあることかもしれません。

そんな“頭にきた!”と感じたとき、自分自身のなかで何がおきているのか、その後何がおきているのかさらっとふり返ることも、自己のためにも良いことなのかもしれませんね。

  • 【今日の目標】

○ ストレス、フラストレーションは、どこからくるのか。それは、何かが期待通りでな

  いとき、かもしれません。

  特に、それが、人に起因すると、余計にそう感じるときがあるようです。

    □ “なぜ、この人は?” 

  という疑念の渦がその人個人に向けて発生すると、その疑念をもった人自身が

  容易にその渦に翻弄されてしまい、結果として自分も周囲も幸せにはならない

  ようです。

  そんな時のおまじない

    “この人がそうなのには、きっと理由がある”

  すると、いろんな理由が考えられるはずです。

    □ 自分にはしらない、この人から見えてることがある

    □ 逆に、この人からは見えていないこともある

    □ 何か、自分が知らない別の緊急のことに対応している

    □ 言いたくないこともあるかもしれない

  そのように、一度を、

    人への疑念の渦から自分を救い出し、

          ↓↓↓

    頭に来ている状態から脱したあと、

          ↓↓↓

    にこやかに、冷静に、視点を、“人”ではなく“原因”にむけ、

          ↓↓↓

    “わたしは、いま、○○を感じました。でも、きっと 私が知らないいろんな理   

    由があるとも思っています。

         ↓↓↓  

     話し合ってみましょうか”と、切り出してみる

  ことも良いことかもしれませんね。

  日々の家庭や職場において、ストレスやフラストレーションを感じた

  とき、また、“頭にきた”と感じたときの自らの行為や言葉、またその後におきた

  ことをふり返り、自分自身が怒りや疑念の渦にまきこまれないための自分なり

  の工夫を試みる一日としましょう。

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