本当の学習

今日は8月23日 です。

今日の一言「本当の学習」

“A teacher is one who makes himself progressively unnecessary.”

(原典:Thomas Carruthers)

いつもの通りのいい加減な翻訳

“教師とは(生徒に対して)次第に自分自身が必要で なくなるようにする人である。”

これは“学習”ということについていろいろ調べている 時に見つけた言葉です。

その意は本当の“学習”とは、 物事を教えるのではなく“学習する能力”を与えること、 という意味のようです。 なんとなく“腑に落ちる”言葉ですね。そこで、先生と生徒という背景で書かれているこの言葉、例えば、次の背景で自分自身に置き換えてイメージ してみましょう。

  ○ 親とは、子に対して、次第に自分自身を必要で なくなるようにする人である。

  ○ 上司とは、部下に対して、次第に自分自身を必要で なくなるようにする人である。

そこから浮かぶ風景から、なにか自分自身が学ぶことが あるのかもしれませんね。

  • 【今日の目標】

教師・上司の役目が教えることであれば、その役目が消える ことはないようです。教えることは、山ほどあります。 そして“教わること”に依存し、慣れてしまう子供・部下ができるようです。

そして教師・上司は、子供や部下を教え続けるために そこに留まってしまうようです。教師・上司の役目が相手に学習能力を与えることであれば、 その能力が備われば、教師・上司の役目は次第に終わります。そして“自ら考え調査し試しながら学ぶ“子供・部下が育つようです。 また、だからこそ教師・上司も次の新たなところに向かっていけるということかもしれませんね。

今日も一日、家庭や職場において、自分は、相手の学習を 支援しているのか、あるいは、物事を“教えている”のかを思い返し、自ら学べる人を育てつつ、自分自身も新たなステップに挑戦する一日としましょう。

【今日のおまけ】  

今日の一言は、コンサルタントと企業の関係に おいても同じかもしれませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です