今日は7月21日です。
今日の一言「盲点」
“Man knows himself only to the extent that he knows the world.”
(原典:Geothe (ゲーテ))
いつもの通りの、いい加減な訳
“人は、その人が知っている世界の限りにおいて、自分自身を知っている。”
これは、あるビジネス本から拾ってきた言葉です。 決して、文学書から拾ってきたわけではありませんので誤解のないように。。。(笑)
さて、この言葉、どう解釈しましょうか。 なんとなく、そうかなぁ。。。と、思い当たるところはありますね。
例えば、
○ 人は自分を取り巻く社会のなかで自己認識を獲得するが その社会とは
“自分で認識した”ものであるということでしょうか
ここからは、例えば、自分を取り囲む社会や組織から自分を切り離して論じたり、批判することは意味がないことを示唆するようです。その批判は結局は自分に戻ってくるようですね。
また、 “自分が認識した社会”とは、人によりまったく異なるようです。 すると、
○ 他の人が認識する世界を知ることは、新たな創造や 成長に結びつく
とも理解ができそうです
自分が認識している世界が自己をつくっているのだから、 他の人が知っていて、自分には見えていない “自分の盲点”を知ることが、自己の成長につながる ことを示唆するようです。
“私の盲点って何かなぁ。。。何が良く見えていて、 何が見えていないのかなぁ。。” と、さらっと振り返ることも、良いことかもしれませんね。
そんな事を書いている自分も、盲点だらけの人です。 自分が見えていないことは、自分だけで気がつくことがかなり難しいようです。
しかし、本を読んでいたり、話をしたりしている時に そこに書いてある言葉や相手からの言葉の中から、自分の盲点がさらけ出されるときがよくありますね。 すると自分の盲点は相手との対話からみつかるようです。
そして、その盲点が見つかった時に、 “痛い”と思って 回避するよりは、新しい世界が獲得できた!ととらえることが良いようですね。そのためには、 “どうせ、私は盲点だらけだからねぇ。。。”、開き直ってしまうことも、一つかもしれませんね。
今日も一日、家庭や職場、周囲の人たちとの対話の 中から、自分の盲点を素直に受け止め、そして相手が認識している世界も尊重し、そこから新たな自己の成長のネタを見つける一日としましょう。