今日は、6月15日月曜日です。
○ これは、とある方との対話の中で出てきた言葉です。
“走っていれば何かいいことがあるかもしれない、
でも、止まっていては、なにもおきない”
一読して、“そんなの、あたりまえだろう”
という感想を持たれるかもしれませんが、
この言葉には、自己をのばすための大事なポイントが
いくつか含まれているようです。
例えば、
□ 流されるのではなく、自ら走り出す、という決心
□ その先にはきっと良いことがある、というポジティブさ
□ 止まっていることへの決別
などがあるようです。
似たようなことを、“お化け屋敷”と表現した方もおられました。
□ お化け屋敷には、どんなお化けがいるかわからない
□ だから、その、まだ見たこともないお化けが、本当に
お化けなのかどうかは見てみないとわからない
□ もしかすると、本当はすごい宝があるかもしれない
□ しかし、どんなお化けがいるかわからないので、
怖くなり、そのままお化け屋敷の前でたたずんで
いても、何もおきない
すなわち、日々の仕事において、自分にとって未知の
こと(お化け屋敷)ことに出会うと、それに積極的に
関わろうとすることにより自己がさらに成長するということを
“お化け屋敷” という言葉で表現しているようです。
そして、ここで、その“お化け屋敷”に入ることができるかどうかは、
“走っていれば何かいいことがあるかもしれない、
でも、止まっていては、なにもおきない”
という気持ちがあればこそ、できることなのかもしれませんね。
自分は、自分の意志で舵を切り、走り出しているのか
あるいは、お化け屋敷の前で、微妙に止まっているのか(結果として流されていることも)
そんなことをさらっとふり返ってみることも良いことかもしれませんね。
○ 未知のモノ・コトを見聞きしたときの人の瞬間的反応には
いくつかパターンがあるようです。
例えば、こんな反応があるかもしれません。
□ え、知らないことは、怖いことだから避けよう
□ ほう、それは、何か自分にとって良いことがあるのか
□ ふぅぅん、とりあえずもう少し観察してみようか
実は、このような反応の違いは、自分が自分自身をどのように認識しているか
ということに根ざしているとのこと。
自分自身をポジティブに捉えていると、自分以外のことに
ついてもポジティブに捉える傾向があり、自分自身にネガティブな
印象をもっていると、同様に自分以外のことについても、ネガティブな
感覚をもつことが多い、とのこと。
ここで、
“あぁ~、自分はネガティブだ”と、悲観されるかたも
おられるかもしれませんがその必要はありません。
まず、そんな自分も“自分だ!”と、自分を受け入れてしまう
ことから始めることが良いようです。
自分と戦うと、その“嫌な側面”がより見えてしまいますが
自分を受け入れるという行為は、自分にポジティブな波を
与える行為だからのようです。
すると、次第に、自分は“良い”という認識が得られるようです。
また、最初からポジティブである人は、ネガティブに
なりやすい人の心もちを推し量ることが案外苦手のようですが
ネガティブもポジティブも経験している人は、その両方を
知っているので、より人にやさしくなれるというメリットも
あるのかもしれませんね。
今日も一日、日々の家事や職場において、“自分は、自分で
良い”というポジティブな波を自分に送り込みつつ、
未知のモノ・コトを避け、そこに止まるのではなく、これは
一体なんだろうという興味を持ち、関わりながら、さらに自己が
成長する機会を自分に与える一日としましょう。