今日は、10月27日火曜日です。
今日の一言【リーダーシップチェックリスト】
今日から使えるチェックリストです。自らの思考パターン、行動や言葉が、リーダーであるのかマネージャであるのかが、ざくっとわかるチェックリストです。
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(1) 私は、 a) 人に目がいく b) ものに目がいく
(2) 私が大事にするのは、 a) 自発性 b) 組織構造
(3) 私が行っていることは、 a) 動機付け b) 統制
(4) 私が着目することは、 a) 効果・有効性 b) 効率性
(5) 仕事とは、 a) 投資 b) コスト
(6) 仕事で重要なことは、 a) 正しいことを行う b) 正しく行う
(7) 大切なことは、 a) 方向性 b) スピード
(8) より重要なことは、 a) 目的 b) 手法
(9) 私が関与すべきは、 a) 原則 b) 活動
(10) 私は、会社の a) 仕組みを使っている b) 仕組みの中にいる
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ふと時間があいた時にでも、ぜひ、このチェックリスト、お試しください。ちなみに、
a) がリーダータイプ、 b) が、マネージャタイプということにしています。
(このチェックリストは、”Branko Dimitrijevic”さんの著作に基づいています。)
リーダーであること、マネージャーであることは、二律背反するものでしょうか。得てして、このようなチェックリストからは、“だからリーダーシップが大事で、管理はだめ”というやや安直な結論がでてくるときもあるようです。このチェックリストからは、
リーダーシップとは、“どうあるべきか、どうありたいか”を問い続ける姿勢や考え方であり、マネージャとは“どう整然と結果を出すのか”を問い続ける姿勢や考え方でもあるようです。
すると、これは、いわゆるデミングサイクルとも呼ばれるPDCAサイクルの局面において、使い場所が異なるかもしれません。すなわち、実行するときは、一人一人が、
“どうあるべきか”を悩まれるよりは、整然と実行することが大切であり、結果の検証から未来への模索のときは“どうあるべきか”をしっかりと問うということなのかもしれませんね。
仕事は、“きっとこうしたらこうなる”という仮説検証型。仮説は、どうあるべきかを考え、明確にするとき。しかし、その仮説に基づき整然と実行されていないと、検証さえできないということもおきてくる、という表現もできるかもしれませんね。
今日も一日、今日、自分は自分が属する組織は、PDCAサイクルのどの局面にいるのかをさらっと振り返り、そこで求められているリーダーシップ、そしてマネージャーシップにさらっと注目をしてみる一日としましょう。