なぜ、その目標なのですか

今日は9月2日水曜日です。

今日の一言「なぜ、その目標なのですか」

例えば、個人として何か目標をつくったとします。 すると、その目標の後ろには、自分なりの願いがあるはずです。 人から“なぜ、その目標なのですか”と問われると すこし戸惑いを感じるときがありますが、ゆっくりと振り返るとその後ろにある願い、思いが語られはじまる ことが多いようです。

同じように、組織にも目標があります。 具体的には、理念、経営方針、ビジョン、中期計画という言葉かもしれません。さて、個人の時と同じように“なぜ、その○○なのですか”と、問いかけるとどうなるでしょうか。 (○○には、理念、経営方針、ビジョン、中期計画などを入れる)

組織は、人のあつまりですので個々の人々がそんな問いから思いつくことは、以外と一致していないことが多いかもしれません。 強い願いや思いを感じる人もいれば、あまり感じていない場合もあったりするようです。

また、 自分目的の思いを感じる人もいれば、この社会を変えたい、 という志を感じるひともいるかもしれません。でも個人の思いは、人それぞれのもの。すると、大事なことは、どの願いや思いが“正しい・間違い”ではなく、掲げられている目標の裏側に、自分は、どんな願いや思いを感じているのか ということを、お互いに話し合い、共有しながら、そこから“なるほどね。。。”という共感の輪をすこしづつく形作ることなのかもしれません。“ビジョンの唱和”だけでは、そんな共感づくりは少し難しいかも。。。

今日もわが職場・会社で目標について、普段からどんな話し合いがなされているのかな。そんなことをさらっと振り返ることも、良いこと かもしれませんね。

  • 【今日の目標】

目標とは未来のことのようです。 今、この現実には存在しないことを、言葉で表したものです。すると、それは、壊れやすく、すぐに消えてしまいそうな ものでもあるようです。

しかし、人は現状に対応するだけの生き物ではなく“こうしたい”という目標を実現してきた生き物でもあるようです。

例えば、目の前にあるおよそすべてのモノは、もともと 自然界には存在しないモノ。そして、それは、誰かが思い描いたから存在しているようです。 それが思い描くことの力のようです。

そんな“目標”を壊れにくく、堅牢で力強いもの とするためには、その目標を下支えする願い・思いについて、その願い・思いがかなえてくれることについて、お互いに言葉に出すことから“意識”し、共感することから始まるのかもしれませんね。

今日も一日、自らの目標、また組織の目標について お互いに“なぜ、その目標なのですか”をお互いに問いかけ、傾聴し、そして共感しあうことから、 その“未来を創る目標”を堅牢で力強いものとする一日としましょう。

【今日のポイント】

問いかけが、問い詰めにならないようにしましょうね。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です