強い方針

今日は10月3日日曜日です。

今日の一言【強い方針】

今朝、変な夢をみました。どこかのおとぎの国の話です。王様がいました。その王様は、自らを科学者と呼んでいました。ある日、その国で大災害がおきました。王様は、主要な人を呼びつけ、対策会議をしました。ある人が、ある提案をしました。すると、王様は、「その提案に、科学的根拠はあるのか?」と問い質しました。

すると、「いえ、まだありません」という答えだったので王様は、とても、怒りだしました。そして、誰も何も言わなくなりました。その国は、うんうんといつまでも何も決められないでいました。朝から変なお話でごめんなさい。でも、今のこの国、そして、私たち一人ひとりになにかとても大切なことがあるような気がする言葉が今日の一言です。  

王様が何も決められないのは、判断の拠り所がないから“この判断で、よいはず”と、思える拠り所、根拠です。例えば、仕事においても、ものごと、状況が安定し、スムーズに流れているのであれば、「根拠」となるデータや情報は、いろんな仕組みを通じて手に入りやすいかもしれませんが、状況が不安定で、変化が激しい状況においては、そのような情報やデータが都合良く手に入ることはないようです。

そして、手に入らないから判断できずせっぱつまった状態で“やらざるをえない”

選択肢しかのこらなくなる日常の仕事、経営、いわゆる、マネジメントにおいては

そんな悪循環が存在するようです。ですので、状況が不安定であったり、厳しいときこそ“かくあるべき”という「強い方針」を自らのなかに持っていることが良いようです。それが、判断の根拠となり素早い行動がうまれてくるようです。どこかに、実は実在しているかもしれない王様の姿は、実は、会社の経営とか、あるいは自分自身のあり方、マネジメントにおいてとても具体的な何かを示唆してくれているのかもしれませんね。

  • 【今日の目標】

方針、英語で、Policy 語源を探ると…”way of management”なんだそうです。

(参照:http://www.etymonline.com/)日本語として“方針”と記述するようになった。

それがいつのころからはわかりませんが、実にうまく漢字に訳されていることがわかります。たぶん、方向性を針で指し示す、ということかもしれませんが今日の一言、「強い方針」をイメージすると方針とは“方向性や、あるべき状態を、針のように鋭く極める”という風にも、勝手に拡大解釈もできるかもしれませんね。

今日も一日、日々の自らの物事への判断における、自分が気がついていないかもしれない癖や習慣を振り返り、自分の中にこそ「強い方針」をすこしづつ作り上げ、難しい状況にあっても、判断と行動に強さと速さを与えることを試みる一日としましょう。

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