誇り

今日は8月5日水曜日です。

今日の一言「誇り」

“ものづくりは副産物。 本当は、自分が創ったものだと言えることが大事。”

(原典:山形カロッツェリア研究会代表 奥山 清行)

イタリア人以外で、初めてピニンファリーナ社で チーフ・デザイナーとしてフェラーリ等のデザインを担当した方の言葉です。

現在は世界中に事業を展開しております。そのベースとなるご自身の故郷の山形には、豊富にあるものづくり職人の高度な技術や腕前とご自身のデザインを付加することで、いままで下請け仕事として海外工場との競争やコスト削減で苦しむ仕事をデザインを付加した付加価値の高い商品づくりに変えながら海外市場での 認知を高めて事業を拡大してきました。

そんなものづくりに徹底的にこだわっている方が、 ある番組でさらっといっておられた意外な言葉でした。 また、その番組では普段は工場にて機械とモノに かこまれながら地道な作業をしておられる方が海外での展示会で、すこし恥ずかしげにでも誇り高く自分の製品を説明している様子が紹介されていました。

成果や結果は大事だけど、それだけが大事なのではない 、成果や結果に対して誇りを持てる自分をつくることが本当に大事なんだということのようです。

私たちも、それぞれのお仕事の成果や結果に対して“これは、自分が創ったものだよ”と気持ちよく言える自分になっているかどうか、何気に振り返ることも よいことかもしれませんね。

  • 【今日の目標】

成果や結果に対して誇りを持てる自分をつくるためには 何が必要でしょうか。

大きな成果や結果を狙い、それを成し遂げることでしょうか。 そうかもしれません。でも、それではどこか自己満足的な感がしないでもないですね。

例えば、 どんな小さな成果や結果であったとしても、それを 明確に狙いそれを成し遂げることを通じてまわりから良い評価を得たときこそ、人は“誇り”が持てるのかもしれませんね。

すると“誇り”がもてる人を増やすには、 相互に日々評価をしてあげる風土をつくる ことが大事なのかもしれませんね。

今日も一日、どんな小さな成果や結果であっても それを成し遂げた同僚、家族、そして自分自身に良いフィードバックを与え“誇り”がもてる人を 自分のまわりに増やす一日としましょう。

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