愛と恐れ

今日は11月21日土曜日です。

今日の一言【愛と恐れ】

ある方からのコメントをいただきました。

“行動の源は恐れから又は、愛からかの2つだけ”という文章だったようです。

・・・ ということで、すこしだけ噛み砕いてみましょうか。

“恐れ”とは、例えば、失う恐れ、脅かされる恐れ、孤立の恐れ。恐れは不快なので、そのような恐れを回避する行動が生まれるようです。そして、その回避行動は、どちらかというとその“個”を守る方向にいくようです。結果として、家庭や職場などでも他とのつながりが、薄くなっていくことがあるようです。

“愛”とは、例えば、承認の愛、尊重や尊敬の愛、わけあう愛。愛は、それを受けると心地良いので、そのような愛をお互いにより高めあう行動が生まれるようです。そして、その高めあう行動は“集団”を維持し成長させていく方向につながり、結果として、家庭や職場でも他とのつながりが密になっていくことがあるようです。

自分を取り巻く環境、そこで起きている様々なことからみて、自分の行動の源にどんな“恐れ”があるのかどんな“愛”があるのか。何気に振り返ってみることも良いことかもしれませんね。

  • 【今日の目標】

恐れとは、個の命を守る大事な役目をもっている感情。それは、否定されるべきものではなく、生物の生存には大事な役目を果たしています。火事場でバカ力、なんてものもここから生まれるのかもしれませんね。(仕事でも、ここ一発!という時には結構(ヤバイ!)という恐れの力が働いているかも)また、同時に、愛とは、進化の過程で、集団でしか生き延びることができなかった人間が培ってきたかなり高度な感情かもしれません。

わけあたえる、という一見、個の生存からみたら矛盾することを可能とする感情です。

両方とも大事な感情なようですから、大事なことは、これら感情の上手な取扱い方法、上手な使うタイミングを自分のなかで見つけることかもしれませんね。

今日も一日、職場、家庭、地域などにおいて、自分を取り囲む様々なことから、自分の行動の源に光をあて、そして、本来は、どうありたいのかをさらっと考え、自分を上手に取り扱う技術をすこしだけ研究してみる一日としましょう。

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