秘めることも仕事

今日は1月16日土曜日です。

今日の一言【秘めることも仕事】

読者の M さんからコメントをいただきましたのでご紹介をいたします。

—(ここから)—

山上さま、お久しぶりです。ブリュッセルの M です。

ブログは私に響くところが大アリ、という感じで。

—(山上ブログ引用)—

“自分は、こういう人なんだ”、と自分で自分を納めてしまえば良い。自分のいいところ、自分のまだまだなところ、自分ができたこと、やってしまったこと、全部ひっくるめて、“わはは、これがわたし”と笑いながら納めてしまえばいい

—(引用おわり)—

れは、実は、勇気の要ることなのですよね。以前にコメントをお送りした時にも同じことを感じた気がしますが、「すべてひっくるめて引き受ける」ということこそ「愛」であろうと思っております。今までこれを、他者に対してだけ考えておりましたが、自分に対しても同じなのですよね。ということに、山上さんのご指摘で思い至りました。

ありがとうございます。

勇気が要る、というので関連して思い浮かんだのが、「褒めるのも、勇気が要る」ということです。自分に自信が無いと、人を褒められない、のですね。それを「謙虚さ」と見做しがちですが、それは都合のいい言い訳で、(というか、真剣な「謙虚さ」も、

ほんとうはものすごく勇気を要することなんですよね)自分に自信がなくても、

たとえば自分の役割が教師だったら、「それが職分の9割以上」と思い為して、全力で褒める。

褒めにくい対象であったとしても、ものすごく局限したピンポイントで褒めるべきところは絶対誰でも持っているので、そこを全力で褒める。「そこは良いけど、ここはまだまだ」とか、ヘタなバランスを取ったりしない。

それは対象のためを考えているようでいて、実は「褒め切る自信のないこちら側の安心感を求める行為」でしかなく、勇気の足り無さを吐露しているだけ、なのですよね。久々に「教える仕事」が回ってきたタイミングでもありまして、自分の背筋を伸ばす意味で、つらつら書かせていただきました。

すばらしいタイミングで、私に必要なメッセージをいただけて感謝しています。

私もちゃんと発信しないとね!!(笑

—(ここまで)—

M さん、素晴らしいコメントありがとうございます。特に、「褒め切る自信のないこちら側の安心感を求める行為」というあたり、タンスの裏側に密かに隠していたものを、あっさりと見つけられたような感触のなか、“実にその通り。。。”という感想です。

今日一日は、この“褒めきる勇気”という言葉をいろんな場面で思い出しながら、家族、そして職場の仲間と“意識”しつつ関わってみることも良いことかもしれませんね。M さんは、海外でがんばられている方。今後ともますますのご活躍を!

【今日の目標】

  • 【今日の目標】

もう一つとてもツボにはまった言葉「それが職分の9割以上」褒めることも、仕事だ!

と受け入れること。褒めることは、とてもパーソナルなこととして捉えていましたが、すると、うまがあう人や、褒めることに値することを表現するのが上手な人に“褒める”ということが集中してしまう。だから、役目、立場からみて、真剣に、褒めるということを行う“自分は褒めるのが下手だから”という自信のなさに自分を隠さないということのようですね。

また、「それが職分の9割以上」とそう割り切ってみるとたしかに“褒める”ことへの

躊躇感はたしかに少なく感じるようです。

今日も一日、家庭や職場の様々な場面において、自分からみた自分ではなく、相手からみた自分の立場(親である、上司である。。)を認識し、「それが職分の9割以上」と心に落とし込み、心から、家族、職場の仲間、そして仕事で関わり合う人たちを愛情深く褒める一日としましょう。

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