自己肯定の人生

今日は、9月21日月曜日です。

今日の一言【 自己肯定の人生】

“Life is not what it’s supposed to be. It’s what it is. The way you cope with it is what makes the difference.”

原典: Virginia Satir

いつものとおりのやや怪しい訳

“人生とは、かくあるべきものではなく、この今がその人生。その人生とどうつきあっていくかが違いをつくる。”   

家庭心理療法でとても有名な人の言葉です。

すこしだけ噛み砕くと

  • 人生とは「こうあるべき」というものを自分の外側につくることにより、人は“そうなる”のではない
  • 人生とは、この今現状、この一瞬にあり そこで、私が選び何をするのかにより自分の人生において違いがでてくる。

ということのようです。 そして、「こうあるべき」という考えは“今が違うから”という自己否定のニュアンスが含まれているようです。

そして、同女史は、自己否定ではなく、自己肯定の人生を歩むことを進めています。

では、なぜ、そんな“姿勢”の違いが結果の違いにつながるのか。 例えば、人生に違いをつくる、という“作業”のコスト、労力や、その確率、という視点からみてみることもできるかもしれません。

例えば、 “わたしはNGだ” というところからはじめると、人は自分のなかに“ないもの”を追い求めるようです。 そもそも、NGとした根拠として、自分にない何かを 見つけたからかもしれません。

“ないもの”を見つけて、更にそれを自分のものにすることには、かなりの“コスト”、”労力”が必要かもしれません。そして、“ないものを新た得る”確率は、さほど高くないかもしれない。

しかし、“わたしは、OKだ” というところから、自分のなかに“あるもの”を使い、そこから、それをさらに伸ばそう、活用しよう という方向に目線がいくようです。

この場合は、“あるもの”からはじめるので、コストや労力はさほどかからない 。

また、 “ないものを新た得る” よりは“あるものを活用する” ほうが、ものごとが“うまくいく確率”は、高いであろうということもいえるかもしれません。すなわち、自分の人生という道を歩むときには、わたしは、OKという立場のほうが、労力と確率の点からみて圧倒的に有利ということでもあるようです。

そんな、自分からみた“自分”のスタンスをさらっと振り返ってみることも良い ことかもしれませんね。

【今日の目標】

もうすこしだけ展開。。。そんな“わたしは OK ”ということを自分に行うことは、なんとかなる。しかし難しいのは“あなたも、OK”ということなのかもしれません。そこには、どうしても“あなたには、こうあってほしい”という思いを相手に覆い被せてしまう自分がいることが多い。。。(大汗)

そうすることにより、特に立場が上だったりすると、それは、相手へのNGとなり、相手に“ないもの”を見つけさせそれを仕入れることを求めることになり 相手に、余計な労力をかけることになり、また、ものごとがうまくいく確率も低くなる。ということを、相手に強いてしまうようです。それでは、どうか。。。

ここは、自分をOKとする開き直りの言葉 すなわち

自分は、こう生まれちゃっているから仕方ないな、アハハ”

という自分への言葉を、相手にもあてはめて

相手も、こう生まれちゃっているから仕方ないね、アハハ”

と、相手にも、開き直りを与えることが、 結果として、また、お互いにとって、ものごとがうまくいくことにつながるのかもしれませんね。

今日も一日、“自分も相手も、こう生まれちゃっているから仕方ないよね”という言葉を自分と自分のまわりにいる人々、とくに嫁さん、旦那さんに与えることにより、それぞれがすでに持っているものをうまく活用することを促し、結果として、過大な労力やストレスを自分や相手にかけることなく、ものごとがうまくいく確率を高めることを試みる一日としましょう。

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