見る、観る、診る

今日は、8月12日水曜日です。

今日の一言 「見る、観る、診る」

三つとも “みる” という言葉です。

日本語にあった “みる” という言葉に異なる三つの漢字が当てられたと思うのですが、意味が微妙に違うようですね。もともとは、ものづくりの現場から、この3つの

漢字を並べたことがばでてきたようです。

  「見る」は、現場のデータの収集

  「観る」は、収集されたデータをパターン化

  「診る」は、データのパターンから洞察し、対策を打つ

ということを意味する、とのことです。

でも、これは、私たちの普段の生活や仕事においても 結構つかえるかもしれませんね。

例えば、

  ○ 都合の良いものしか、見ていない

  ○ 慣れきってしまったものは、もはや見えていない

  ○ 当然、と思っていることがあり、観ていない

  ○ 良く見る・観る前に、自分の思いでいきなりジャッジ(診る)している

こんなことって、日常の風景によくあるかもしれませんね。 ということで、ものづくり現場の言葉を、日常の家庭や職場の言葉に置き換えてみましょう。

  「見る」:見えていないこと・ものに気がつく 思いを入れず、偏りなく素直に見る

  「観る」:全体をまた細部をよく観る、聴くいろんなつながりを理解する

  「診る」:理解したこと、ともに考え、判断し、 行動に反映する

家庭や職場のなかで、仕事の流れやコミュニケーションで 何かうまくいっていないと感じたとき、この3つの「みる」の視点から振り返ってみると何気に良いヒントが得られるのかもしれませんね。

  • 【今日の目標】

“見る、観る、診る” という言葉からは、やはり ものごとには、順番があるよのかもしれませんね。見るがないまま、観るをしても、何か見落としたまま。 そして、観るがないまま診るをしても、偏った自分の思いにはまった判断や行動をしてしまうということのようです。 すると、基本は、やはり、素直に見る・聴く という ことからのようですね。

今日も一日、家庭や職場で“思いをいれず、偏りなく 素直に見る”をすこしだけ心がけ、自らの“観る”と“診る”能力を向上させる一日としましょう。

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