今日は、2月1日月曜日です。
今日の一言【信念】
いきなりですが“信念” についてです。英語でいえば、Belief元々の語源からとらえると、その意味は“神への信仰、宗教的信条”といった言葉とのこと。いわば、客観的事実に伴うか、伴わないかは別にして、“こうである”、”こうであるべきである”という考えを自ら“受け入れている”状態を“信念”を持っているということのようです。
そして、私たちは、いろんなカタチの信念をもっているようです。
□ ○○が当然でしょう
□ ○○であるべき
□ 常識
といった言葉の裏側には、概ね、なんらかの信念、すなわち“自分が当然のこととして受け入れている考え”があるようです。また、人は往々にして自らの“信念”に気がついていないことが多いかもしれません。
□ これまでの実務経験
□ 受けてきた教育
□ 家庭環境、文化的背景、経済的環境
様々なことから“当然だろう”と思うことは、人により大きく異なることは、論理的には想像ができます。
しかし、いざ“自分にとっての常識が通用しない人”が目の前に現れると、人は、そのような人を“自分が受け入れている考え、すなわち信念に対する脅威”と見なしてしまいうようです。論理的には想像できても、感情脳が拒否する。すると、そこからは、
「相手を疑う」ということと同時に「そんなことはないだろう」という風に自らの信念をさらに強固にするということが生まれてくるようです。
こんなことが、会社のあちこちでおきると、大変。。。そんなサイクルからの脱却の一歩はそれぞれが、まず“自分が当然のこととして受け入れていること”とは何かを客観視するそして、“なぜ、自分はこの考えを受けているのだろうか”ということを、お互いの信念を攻撃することなく、わかちあうところから始まるのかもしれませんね。
家庭や職場であった出来事のなかで、自分の“信念”はどこで、どんなできごとにつながったのかさらっとふり返ることも良いことかもしれませんね。
で、その信念ですが、その信念が
□ 対立していると、戦いが起き
□ すれちがっていると、なにかスカスカとなりますが
□ 強固に一致していると、すごいエネルギーになるようです。
千葉の例の“夢の国”あそこが、他のテーマパークとはっきりと違うところは、働いている人すべてが、“ここは、夢の国なんだ”というひとつの信念を強固に共有している。
そして、信念が、あらゆるカタチ、行動、言葉を伴って現れているという点なのかもしれません。すると、信念が組織全体で共有されるために必要なことはその信念が □ 自分や、誰か特定の人のためにあるのではなく
□ あまねく人のためのものであるか
ということが大きなポイントなのかもしれませんね。
今日も一日、自らが “当然” のごとく受けれている様々な信念、その信念の一つ一つは、誰の何のためにあるのかをさらっとふり返り、その信念を家庭、職場、ひいては会社全体で分かち合える信念へと成長させることをさりげなく試みる一日としましょう。
【今日のおまけ】
江戸時代は儒教の時代、だから今のほうが婚姻や男女のつきあいは自由だ!
という“信念”をお持ちの場合は、下記のページをご覧ください。
かなりびっくりです。