こんにちは。今日は、5月23日土曜日です。
今日の一言
“Our thoughts are the epochs of our life; all else is but as a journal of the winds that blew while we were here…”
(原典:Henry David Thoreau)
いつもの通りのいい加減な訳
”私たちの”思い”そのものが、この世の新時代となるのだ。
それ以外はすべて、ただ私たちがそこにいる間に吹いていた
風の記録のようなものでしかない。。。”
いきなり難しそうな今日の一言ですが、小生が最初に勤めた会社の数年前の同窓会のことをふと思い出したので、ブログにします。
その頃は、ちょうど世の中の景気もいまのような状況ではありませんでした。
幹事さんをやっていただいている方からも、今回は集まりが良くないかな…というメールもあり、どれだけの方が集まるのかなぁ、と思いつつ、その場所に向かうと、意外と前回同様程度の人数があつまっていました
そして、とても懐かしい顔ぶれであることは変わりありませんが、前回とは雰囲気が、すこし違ったように感じました。前回は、とにかくわいわいという宴会モードでした。
楽しければそれで、OKという感じ。
しかし、今回はなんとなくそうではありませんでした。
参加した一人一人から、近況の言葉がありました。
やはり、景気の影響をモロにうけた方もおられます。
仕事をいろいろ変えたり、病気をわずらった人もいます。
人生に目覚めた人もいます。
起業してなんとか頑張っているひともいます。
この際だからと、ご主人と経営している会社の営業・PRを思いきりする方もいます。
そんな一人一人の話を、なにかこの場にあつまった人全員が茶化すことなく、ゆっくりと聞いてあげる雰囲気がありました。
ここでふとおもったこと
同窓会、というと、とりあえず断る理由がなければ参加するもの、どちらかといと、受身での参加が多いかもしれません。
しかし、その回はリーマンショックの影響も大きい経済状態でした。断る理由はいくらでもあります。
すると、その同窓会に集まった人たちは、”意図”して参加した人たちのあつまりだったようです。
景気のことを話題にする人はいました。しかし、それだからといって、ダラダラ愚痴をいう人はいませんでした。
大変なのはみんな大変、でもそれぞれができることをがんばっている。
そして、自分もがんばっている。
明確には意識していなくもて、どこかで、そんなことを確かめあう、わかちあうためにここに集まっているのかもしれない。 こんなことを、ふと思い出した土曜日の昼過ぎでした。
調子が良いときは、いまやっていることが正しく思えるようです。
すると、次第に、人は、「思うこと」、「意図すること」を忘れ、慣れ親しんだ日常の思考、反復的行動にどこかで埋没し始めるのかもしれません。
しかし、調子が悪いときは、いまやっていることが正しく思えないときでもあるようです。
すると、人には、「これでよいのか」、「なぜなのか」、「何が大事なのか」、「何を目指すべきなのか」という”思い”がたくさんうまれてくるようです。
そして、そんな時代における”思い”こそが新しい時代をつくる、ということのようです。
今日も一日、この時代にあっての自分の”思い”や”意図”はなんであるのかを、さらっと振り返り、また、ともに語り合い、自らにとっての、そして家族や職場の仲間にとっての”新時代”を築くため小さな、でも着実な一歩を意図し歩む一日としましょう。