今日は7月24日金曜日です。
今日の一言「振り返り」
最近、よく“振り返り”という言葉をききます。 元々の意味は、“ある事柄についての自分の考えを思い返すこと”ということのようです。
(原典) http://www.etymonline.com/index.php?term=reflection
大事なポイントは、“ 自分の考え”についてというところです。
しかし、最近は“ 何があったのか、振り返ってみましょう”という程度の意味、すなわち、 “事実の再確認”の程度のことについて、使われてることが多いのかもしれません。
“振り返り”という言葉の重みがだんだん軽くなっていく傾向を感じています。
何かについて、真剣に振り返る。。。 これは、どのように行うのか 、いろんな方法があるようですが、例えばこんな方法があるようです。
- 自分が関心がある物事を選ぶ
- 目をとじて、頭を空にする
- その物事に関わっている自分をイメージする
- そこにおける自分の願いや目的を考える
- なぜ、その願いや目的をもっているのかを考える
- その物事に関わる自分のなかの”○○であるべき”を探す
- それは本当なのか、なぜ、その”べき”があるのかイメージする
- 自分が実は、本当に大事にしていることをイメージする
- 自分が次になすべきことをイメージする
このようなことをゆっくりとした時間のなかで“思い返す”ことが良いようです。
朝の時間は、良い振り返りには最適、何気にさらっと“振り返り”を楽しむことも、習慣化することも、自分にとって良いことかもしれませんね。
振り返りとは、
- 過去の事実や、それに対して自ら行ってきたことの再確認 、つまり出来事の再確認ではなく
- そこで、自分がどのように考え、思い、感じていたのか ということ。
すなわち、その出来事に関わっている自分の考え、思い、感情を自らが客観的に見つめ直すことのようです。
出来事の再確認をすると、 視点がどんどんと微細になり、その出来事の細かなところを分析視点で見がちになるようです。自分の有り様を遠くの視点から見つめ直すと、出来事の全体やその出来事をとりまく、大きな絡みや因果関係、そしてその因果関係に潜む自分自身を発見することができるようです。
そんな発見から、これまでとは違う新たな視点、そして 一歩を踏むきっかけが得られるのかもしれませんね。
今日も一日、忙しい日常のなかにおいても、15分間だけ リラックスできる時間と場を自分にあたえ、様々なことに関わる自分について、ゆったりと“思い返す”場を自分へのご褒美として与える一日としましょう