肯定

今日は10月25日日曜日です。

今日の一言【肯定】

講演会などで、素晴しい経営者の素晴しい取り組みを聞くときのコツを、さらっとご紹介。(これは、自分の体験からです。)このような”感動”を売りにする講演会を聞いたあとは、概ね、

  • 自分ができていないことを知らされる
  • 自分の現在の状態がイヤになる
  • なんとかそこから脱出したくなる

という心理状況におかれることがありますね。(わたしも、何回もそういう経験しています。)しかし、この状況は、あまりよろしくないようです。

理由は、「自分が嫌いになっている」ことが多いようです。自分が嫌いになっていると、顔つきが暗くなり、眉間にシワがより、肩に力が入っています。そんな“自分が嫌い”オーラは、まわりにも伝染します。そんな人から“よし!、このようにこれから頑張ろう!”と言われてもピンとくる社員さんは少ないようです。そんな時こそ、自分を肯定することが大事。

“自分は、自分なりにがんばっているし、結構イケているところがある!”と、理由はあとづけで良いので言い切ってしまう。そして“感動”を売りにする講演会を聞いたあとは、“おぉ。。俺もイケているけど、この人もかなりイケているなぁ。。。なるほど、この経営者のこの取り組みを自分なりにパクれば、もっとイケている自分になれるな。やってみようか。。。。”と考え、自分なりに咀嚼した行動リストを書き出してみると良いようです。すると、顔つきが明るくなり、肩から力がぬけ、背筋もすっとのびてきます。その柔らかい雰囲気は、やはりまわりにプラスの波としてつたわります。

そこで、“このようにこれから取り組んでみないか”というと、社員のみなさんにすんなりと理解される可能性が高まるようです。理由ともかく、まずは“俺・私って、それなりにイケているよね”と、自己肯定感から始めることが自己の成長と会社や家庭の成長には大切な基盤なのかもしれませんね。

【今日の目標】

ある特定の方・会社の特定の“素晴しい”と言われる取り組みをそのまま真似をすると概ね失敗することが多いようです。理由は、なぜ、その取り組みが成功したのかを考えずにただ、カタチを真似するだけだからのようです。

  • なぜ、この経営者の場合、それは成功したのか?
  • 本当の理由はなにか?
  • それは、たまたまなのか、反復可能なことなのか
  • それを自社に置き換えたらどうなるのか

といった自分なりの咀嚼をすることがとても大事なようです。

そして、素晴しい経営者の取り組みに”のまれる”ことなくそんな自分なりの咀嚼をするためには、やはり、確かな自分肯定感を持っていることが基本となるようですね。

今日も一日、朝一番で“イケている自分”をしっかりとイメージし、大きな声の“おはようございます”から、家庭と職場にプラスの波を立たせる日としましょう。

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