こんにちは!今日は、5月8日金曜日です。
ありがとう!
今日のひとこと
いきなり、当たり前すぎるような言葉ですが、これが今日の一言です。
”ありがとう”
感謝を相手に伝える言葉
嬉しさ、ありがたさを相手に伝える言葉であり、その言葉により相手も嬉しくなる言葉
でも、この言葉にはもうひとつの役目というか使い方があることに、ふと気が付きました。
それは、”自分に自信をつける”ということです。
これには“自己価値観”という考え方が関係しているようです。
自分という人間が、しっかりと親、同僚、他人、社会との間で健全な交流(つながり)がつくれているかどうかにより、自分自身への価値感が決まるということ。
自分という人間が、もし他者とのつながりを通じて、自分の行いが相手に影響や変化を与えることができていたら、自己価値感が高まり、結果、”自信”がつく。
しかし、自分の行いが他者に何の影響や変化を与えない場合他者との関係において自分の存在や価値が希薄となり、結果、”自信”がなくなる
という理論。
この“自己価値観”と“ありがとう“は密接に関わっているのではないかと感じているのです。
つまりは...
- 自分から、まず、積極的に、”ありがとう”と言う。理由は、およそ、なんでも良い
- すると、言われた方が、戸惑うかもしれないが、あからさまに、嫌がる人はおらず、なんらかの良い反応を表情、しぐさ、言葉で返す
- すると、そこに、ささやかな、でも、しっかりとしたポジティブなストローク(交流)が発生する
- 結果、この”自分という人間”は、その瞬間にはその人にしっかりと影響を与えることができていることになる
これが、自己価値観、引いては自信につながらないか…
ということです。
例えば、コンビニでお買い物をする時、お金を支払い、商品を受け取り、おつりをもらうその時に、無言のまま、立ち去らず、
”ありがとう!”と、店員さんに言う。
すると、店員さんの言葉に普段とはかすかに違う反応を感じることがあります。
部下さんから仕事が戻ってくる。しっかりと、”ありがとう”と言う。
すると、部下さんの言葉が柔らかくなる、親しみぶかくなる。
家族、子供や親、奥さん、旦那さんになんでもいいから
”ありがとう”という。
すると、やはりなんらかのポジティブな反応がある。
そんな瞬間それぞれにおいて、
”あ、いま、自分はしっかりと人とつながっている”
という感覚を、ひとつひとつ、自分のなかに積み重ねていく。
すると、それが、自分の価値感を高め、結果、”自信”をつける力 (自信力、とでもいうのでしょうか) につながるのではないか…
いかがでしょうか。
当たり前すぎる”ありがとう”という言葉ですが今一度、その言葉がもつ”ちから”のこと、また、自分自身が日々、どれだけ使っているのかということを何気なく振り返ってみることも良いことかもしれませんね。
【今週末の目標】
で、すこし深堀
ありがとうによる、自信力の向上、
これが成立するためには、
ー ありがとう
ということと
ー それにしっかり反応する
という両方が同時に必要なようです。
では、まず、”ありがとう”ですが、
素直に言えない場合があるようです。
職場であれば、ことさら声にだしても、という時もあるかもしれません。
そんな時は、メールで、あるいは、仕事のメモにしっかりと
”ありがとう”を書き込む
ことでも良いかもしれませんね。
また、やはり上にたつ人から率先して、”ありがとう”を言うことが、部下さんにとっても、”言いやすい環境”づくりには良いかもしれません。
理由、方法は別にして、まず、できる人から実行してみることが良いようです。
では、次はしっかりと反応する、ということ。
”ありがとう”と言われたらどうしましょうか。
…
何か、いきなり頬や背中が痒くなるような照れくささを 感じるような気もしますが、ここは、しっかりと反応しましょう。
- 目を見て、うん、と、うなずく
- こちらこそ、と返す
- 笑顔で返す
- ハグする、握手する
- 相手を褒め返す
と…ここまで書いていて気がついたことは、
”ありがとう”
というよりは
”しっかりとそれに応える”
ほうが、意外と難しいようです。
しかし、この、応えてあげることがないと、ありがとうの意味もなくなってしまうのですが、私たちはこの”反応のしかた”が下手なのでそれに応じて”ありがとう”もなかなか言わなくなっているのかもしれませんね。
ということで、これを週末の目標としましょう。
今日は金曜日、素晴らしい週末をお過ごしください。