行なう価値

今日は8月8日土曜日です。

今日の一言「行なう価値」

“Anything worth doing is worth doing poorly.”  (原典:不詳)

いつものいい加減な訳   

“行う価値があることはすべて、下手にやる価値がある。”

読んだ瞬間は、なんのことか、すこしわかりにくい 一言です。 もともと、これは、 

“行う価値があることはすべて、上手にやる価値がある。”

( “Anything worth doing is worth doing wellという元々の格言の裏返しのようです。

やる価値があること、 すなわち行うべき大事なことは上手にやってこそ価値がある という格言 。

これをあえてひっくりかえした今日の一言の真意は 新しいことを試みる際に失敗はつきもの。だから、行うべき価値があることこそ、下手にやる、まずはやってしまうことを許容することに価値があるということのようです。

反対に、上手にやってこそ価値があるとすれば、失敗が許されなくなります。

すると本来行うべきこと、挑戦すべきことが、行われなくなってしまう。そんなことを招いてしまう恐れがあるよ ということを示唆した言葉のようですね。

日々の家庭や職場にて、家族やまわりの職場仲間に、 また、自分自身に“最初から上手にやること”を無意識のうちに要求していないか、さらっと振り返ってみることも良いことかもしれませんね。

  • 【今日の目標】

この二つの格言を並べてみると “価値”の意味がすこし違うようです。

上手にやる価値があるという格言では、

  ○ 達成すべき目標や結果に価値がある と見ているようです。

下手にやる価値がある、という格言では、

  ○ 行動や失敗からの学習にこそ価値がある と見ているようですね。

するとこれはどちらが、正しくどちらが間違い ということではなく、この両方の視点を同時に持っていることが大事ということのようですね。

今日も一日、日々の仕事において、高い目標を設定しつつ、 その目標への取り組みの過程における失敗を受け入れ、そこからの学習を、自分自身そして、職場の 仲間とともに促す一日としましょう。

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