今日は8月16日日曜日です。
今日の一言「議論や主張」
“通常、根深い紛争や揉め事の原因は
「お互いの理性的な主張の戦い」にあるのではない。
「その理性的な主張が、私の弱点・盲点に痛いから」
である。” (原典:Max Hernandez)
対話・会話において “ 議論や主張”は、自分の側(内側)からものごと見ている場合が多いようです。これはお互い様なので “正しい・間違い”議論に つながることが多いようです。
でも、これだけでは必ずしも、紛争やトラブルに なるわけではないようです。
その “正しい主張”が自分の見えていないこと自分にとってとても弱いところ、痛いところに 及ぶときに、紛争や揉め事が起きる、ということの ようですね。
そんな時は、議論が、客観性を失い、感情が入り交じり、主張はますます先鋭化するようです。そんなときこそ、
○ まず、自分から、自分の内側から抜け出る
○ そして、相手の”思い”のなかから物事をみる、
○ そして、相手の痛み”をともに感じる
そんな語りかけをすることが良いようです。すると、感情の高まりがおさまり、お互いのことや、違いや同じことが、さらに “客観的”に良く見えるようですね。
今年も既に一年の半分以上が過ぎます。自分の身の回りで起きた様々なことを振り返り、その時々において、自分がどんな立場で、どんな 思いで話をしていたのか心のなかでイメージしてみることも良いことかもしれませんね。
“私は怒っていない!”と怒鳴りながら怒っている 人を見かけることは、まれではありません。人が自らの感情をコントロールすることの難しさを 示しているようですね。
そんなときこそまずは自分の内側から抜け出て、相手の “思い”の中から物事をみる、相手の主張を “感じる”語りかけが良いかもしれませんね。 そして、自分からそのような語りかけができるようになるために必要なことは、 “相手も自分と同じくらい、素晴らしく、大切な人間なんだ” という気持ちや信念なのかもしれませんね。
“相手は説得すべき対象、納得すべき対象だ”と思うと自分の内側から抜け出ることは、すこし難しくなるようです。
今日も一日、家族や職場の人たちに自分がどんな気持ちや 信念を持っているのかをさらりと振り返り、自分の内側から抜け出て、思いを共感する語りかけをほんのもう少しだけ努力してみる一日としましょう。