今日は、9月20日日曜日です。
今日の一言【 信頼の土台づくり 】
“竹の子でもなんでも、下からのびていくんだよ”
(原典: ”二千年たってもいい話”、斉藤一人)
この一言、意味はこういうことだそうです。
- ひとつのことに成功すると、すぐにその上を目指すの ではなく、どうやったらうまくいったか人に教え、説明しよう
- 自分ができていることを知りたがっている人が 自分の下にいる。惜しみなく教えよう。
- なかなかわかってくれないかもしれないが 教えよう。すると、自分のなかで整理がつく
- すると、自然に一段上にいくんだ
なんとなくわかりますね。 この言葉のポイントをもうすこし探ってみると
- 自分を、誰かと比較し、ダメだしをするのではなく、今の自分にできていることをもってよしとする
- そのできていることをもって、自分の周囲に 与え続ける
- すると、自分を押し上げてくれる土台が自然に できあがる
ということのようにもとれます。
自分へのダメだし、自己否定感のもと、上だけを向いて、 つま先立ちをしてもグラグラするだけ です。それよりは、“これだったらできるな”という安定感と 自覚のもとその“できること”に注力し、足下をみつめながら、人に与え、教え続けることにより、どっしりとした“自分”という存在が得られる ということなのかもしれませんね。
自分が“頑張ってきたこと”その頑張りとは どんな頑張りであったのか、そんなことをこのような一言を 鏡としてふり返ることも、良いことかもしれませんね。
今日の一言からは、こんな表現もできるようです。 “この人を乗り越えてやれ”という感じで上を向いて 頑張っているとなぜか、その人の後ろにはだれもいないついてきていない、すると自分を支えてくれる根っこがなく、 いつか転び、結果として“上”にはいけない 自分ができることを惜しみなく人に教える、伝えることにより
- 自分が整理される → うれしい
- 人に自分の考えが伝搬する → うれしい
- 教わったひとはできるようになる → うれしい
- その人たちは自分を信じ、信頼してくれる → うれしい
若干表現に問題ありかもしれませんが、 あえて直裁に表現をすれば、 自分と周囲に“うれしい”をたくさんつくりながら自分の“信者”をたくさんつくること です。すると、人は一段上に自然と上がる ということなのかもしれませんね。
今日も一日、家庭や職場において、“自分が自信をもって できること”に軸をおきながら、そのできることを自分から周囲に惜しみなく与え、たくさんの“うれしい”をつくることにより、自分の周りに信頼という、どっしりとした土台をつくる一日としましょう。