目標が結果をつくる

今日は7月9日木曜日です。

今日の一言 “目標が結果をつくる”

何気に、当たり前っぽい一言ですが、少々思いがあり、今日のネタにします。

というのは、最近、こういう言葉が多いように感じるのです。

  “○○を簡単に達成する方法”

  “○○を実現する技術”

いわゆる、“手法”というものです。

  “こうすれば、→ こうなる”

というもの。

ある意味においては、手法を見つけることはとても大事です。

  “因果の法則”

みたいなことがわかると

  □ 事実・状況を、そこから見直し、理解することができる

  □ 再現性のある取り組みができる

という効果があるようです。

し・か・し…  だからといって、

望む結果が得られるとは限らない。

なぜなら、そこに、自分なりの、はっきりとした“目標”がないと、本を読み、セミナーに参加し、頭では理解した“方法”、“技術”はただ、その”方法、技術”のまま…

しかし、人は、(自戒をこめて、自分自身を含め)、そんな方法や技術を理解し、

それを自分自身や人に対して語ることができればなにやら、自分のレベルが上がったように感じることがあるのかもしれません。

なので、今日の一言“目標が結果をつくる”

(裏を返せば、方法や技術のみでは、結果は得られない)

ということで、自分の目標、目指していること、高めたいこと目当てとしていることは何かそして、それは、なぜかをさらっと振り返ることも良いことかもしれませんね。

  • 【今日の目標】

その目標です。

英語でいうところの、objective語源を調べると、“impersonal, neutral”すなわち、

非人称、偏りのない、モノ、という意味が根底にあり、それが、こころ(思考)における、非人称、偏りのない対象となり、1800年代の戦争を通じ、それが、“ゴール、狙い目”という意味となったようです。

(参照: http://www.etymonline.com/index.php?term=objective)

すると、目標とはどうやら私たち一人ひとりのこころのなか、それぞれにある、

曖昧な、もやもやした思い、願いではなく、物理的なカタチはなくても

  ー ゴール、狙い目として、ハッキリとしているもの

  ー 共通に理解される、偏りのない、中立的なもの

というもの英語の objective という言葉から、そのような意味が透けて見えるようです。すると、この objective の意味を逆手にとれば、現時点では、まだまだ、自分のなかだけにある、もやもやした、曖昧な思いや願いも、 

  ー ゴール、狙い目として、ハッキリとしている

  ー 他からも理解される、偏りがなく、中立的である

となるまでに、多くの人、と話し合い、深堀りをし、具体性と偏りのなさをブラッシュアップしていくことによりそれは、どこの誰からみても、“これが、目標”と、堂々と

賛同されるものが出来上がるのかもしれませんね。

今日も一日、手法や技術が結果をうむのではなく、目標が結果をうむことをさらっとこころにおき、自分のなかにあるぼんやりとした願いや思いを、多くの人との対話と実体験のなかでその狙い目と具体性、客観性をブラッシュアップし、“これが、目標”と堂々と言え、賛同されるものを得るための、具体的な対話を始める一日としましょう。

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