モチベーションは心の栄養

こんにちは。今日は、5月26日火曜日です。

数日前、お知り合いから何気におしえていただいた一言です。

今日の一言


テンションとモチベーションは違う


例えば

”あいつ、テンション高いな”

あるいは、

”あいつ、モチベーション高いな” という言葉

どちらも、なにか、活発な状態を表しているようですが、なにか違うことを指しているようです。

なので、言葉の意味を探るために、まず語源を調べてみましょう。

まず、

□ テンション (tension)

これは、フランス語を起源とする、”引き伸ばされた状態”を指す言葉だそうです。

□ モチベーション (motivation)

やる気、という言葉で訳されていることが多いかもしれませんが、これも語源をしらべてみるとこれもフランス語を起源としています。

まず、モチベート(する)は、motive-ate に分けることができます。

motive は、”動かす、駆り立てる” という意味であり、つまりmotivatition は、”その行動を引き起こす内面・社会的刺激”となるようです。

すなわち”テンションが高い”状態とは、一見活発に見えるかもしれないが、実態は、グイッと引き伸ばされている、ストレッチされている状態であり、”モチベーションが高い”状態とは、自らの行動を引き起こすための、心の刺激となる何かをたくさん持っている状態となるようです。

実際には、高いモチベーションの結果、自らの行動により高い目標を設定し、結果としてストレッチされている状態になることはあるかもしれないので、この2つの言葉は背反するものではないかもしれませんが、この言葉の違いのポイントは、

どうやら、”自らの心の刺激となる何か”を、しっかりと持っているかどうかということになりそうですね。

… なので

火曜日の今日は、”自分にとっての、一番の心の刺激となるもの”は何か そんなことを、さらっと振り返ることも良いことかもしれませんね。

  • 今日の目標

で、すこしだけ深堀り

心の刺激

それは、自分の内面にあるかもしれませんし、外からやってくることかもしれません。

内面であれば

  ー 自分は、こうなりたい、こうありたい、という思い、

  ー 絶対これが大切という価値観、基準

  ー 私の役目はこれ、みたいな認識

外からは

  ー 褒められる、認められること

  ー できている人との出会い

  ー 自分の価値観、基準から大きく外れる現状・現実

といったことがあるのかもしれません。

そんな心の刺激が存在しているなかで、”がんばれ”、”やればできる”、あるいは”この仕事を全うせよ”という言葉があると、それは、モチベーションとして上手に行動に展開するかもしれませんが、そのような刺激が内面にうまくできていない場合、あるいは、親や上司がうまく与えられていない場合だと、

”がんばれ”、”やればできる”、あるいは”この仕事を全うせよ”

という言葉は、単純に相手にテンションを与えるだけとなるようです。

また、モチベーションは、それ自体が心の栄養となり、行動が継続するようですが、テンションは、その反対に、心の疲労につながり、行動も一過性となりがちかもしれません。

すると、大事なことは、私たち一人ひとりが、自分の内面に、自分の心の刺激、栄養となるものをもちつつ関わる相手一人ひとりにも、こちらから相手の心の刺激、栄養となる”関わりや言葉”をしっかりと与えるということなのかもしれませんね。

ということで、 今日も一日、わが家、わが職場・わが社におけるテンションとモチベーションの状態をさらっと振り返り、自分や相手を、ただストレッチさせるのではなく、そこに自らにとって、また相手にとっての心の刺激・栄養となる関わりや言葉をしっかりと使うことにより、わが家・我が職場において、一過性のテンションではなく、自然体のモチベーションがどっしりと高まることを試みる一日としましょう。

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